KG's ブログ
2018.05.13
マウスピースの旅 vol.18
今、私がKG'sで使っているマウスピース、Gottsu(ゴッツ) HS(エイチエス)は、使おうと思えば今私が参加している全てのバンドで使うことの出来る代物だ。
今、私が参加しているバンドは、
・THE KG's ...説明はいりませんな
・わさび ...オリジナルのポップス
・Boogie☆Ramblers ...ジャンプブルース
・音なつか ...懐かしの歌謡曲
なのだが、KG'sで使っているマウスピースをそのまま他のバンドで使う事には抵抗があった。
他のサックス吹きがどう思うかは分からないが、違うジャンルの音楽を吹く時、同じマウスピースを使っていても違う音が鳴る時がある。
なんでだろうか?
ジャンルが違うとどこかイメージが違うので、吹き方に何らかの影響があるような・・・.そんな感覚がある。
だから、このHSはKG'sだけしか使いたくなかった。
でも、このマウスピースは私と相性が良いので本当は使った方が良い・・・
このジレンマを解消すべく編み出した案が、同じHSでもオープニングの違うモノを購入し、そちらを違うバンドで使用するという方法だ!
KG'sで使用しているHSのオープニングは「6」。
そこで、「5」を購入した。
本当はもう少し離れた「4」あたりが欲しかったのだが、HSには「4」はなかった。
▲Gottsu HS オープニング5と6
邪道なのかも知れないこの方法だが、それで私の気がすむのであれば、これも正解!?
吹いた感じは?というと、ほとんどわからない(笑)
今現在はこのHS5と6を使い分けることで、アルトサックスを吹いているわけだが、私のマウスピースの旅は終わっていない。
何故なら、まだまだこれから出したい音があるからだ。
つづく・・・
2018.04.30
マウスピースの旅 vol.17
マウスピースはどうやって探せば良いのだろう?
大きなサックス専門店で、多種多様のマウスピースを在庫していて、各マウスピースのオープニングの違い(マウスピースの旅 vol.7に説明あり)まで取り揃えている...
このようなお店を大阪では見たことがない。
各楽器店にもいくつか有名なマウスピースは置いているが、なかなか自分が気になっているものがあるケースは稀だろう。
となると、どうするか?
取り敢えず買ってみるしかないのだ。
様々なレビューはネットに落ちているので研究し、メーカーのホームページを参考にして絞り込んでいく...
そんな場合でも、そのメーカーの別のマウスピースを持っていたりすると、よくわかることがある。
メーカーのホームページの説明も、自分が所持している既存のマウスピースと比べて、新しく出たこれはこうゆう所が違うんですよ!などの説明があったりするからだ。
私がGottsu(ゴッツ)のHS(エイチエス)に決めたのも、同メーカーのMETALやSepia Toneを持っていたので判断がし易かった...という理由だった。
▲Gottsu HS オープニング6
このHSの音はSepia Toneより明るいが、メタル系のような派手さはない...私には、
「そうそう、こうゆう感じのを探していたんよ!」
と、紹介文を読んで「これやな!」と直感的に気に入ったマウスピースだった。
購入後に実際に吹いてみても、文句のつけようがないくらい音質、コントロールのし易さ、フラジオ(超高音)など満足のいくモノで、今、KG'sで使っている。
つづく・・・
2018.04.05
マウスピースの旅 vol.16
このメーカーがエボナイトという新素材でハードラバータイプのマウスピースを世に出した。
当然、気になる。
メタルピースでご満悦な私は、早速注文を入れた。
それが、Gottsu Sepia Toneだ。
▲Gottsu Sepia Tone
KG'sに加入した当初、私の所持するマウスピースコレクションの中で、ここで吹くならコレが一番合っていると思った。
KG'sの奏でるソウルサウンドには、芯があって柔らかい音が似合う。
このSepia Toneは、ジャズのビンテージを意識して作られたマウスピースで、とても鳴りやすく、表現しやすい素晴らしい一品。
音程も取りやすいことからアンサンブルには適していると言える。
現在、トランペット、トロンボーン、サックスで構成しているKG'sのホーン隊。
この形で機能しだしたのは私が加入してからなのだが、元々KG'sにはサックスだけしかいなかった。
その名残なのか、サックスはソロを吹く機会が多い。
3本のアンサンブルでは必要以上に目立たず調和の取れた音が求められ、(曲調にもよるが)ソロの時はシッカリと前に出る音が必要とされる。
私がKG'sで探している音はこうゆう音である。
その条件で考えるとこのGottsu Sepia Toneというマウスピースは、今一つパンチに欠けると感じていた。
昨年(2017年)、企画モノのバンド(1度だけの本番ステージのために組まれたバンド)で、オルガンを主体としたジャイブという音楽を演奏する機会があった。
ホーンは私(アルトサックス)以外にテナーサックスとバリトンサックスだった。
この時もSepia Toneを使ったが、少し物足りなさを感じていた。
例によって例の如く、私はまたマウスピース探しに出た。
つづく・・・
2018.03.20
マウスピースの旅 vol.15
初めてこのメーカーを知ったのは、竹製のマウスピースを発売したという記事だった。
「竹でマウスピース!?」
半信半疑でホームページにアクセスし、サンプルの音源を聴いてみると、なんとも私好みの音ではありませんか!
確かに良い音だとは思ったのだが、買おうという所までには至らなかった。
それから年月が経ち、そのGottsuからメタルのマウスピースが発売になったと聞いた。
▲Gottsu METAL
レビューを読んでみると、なんとあのDukoff(デュコフ)の良いとこ取り!
製品のバラツキやコントロールの難しさなどのじゃじゃ馬感を一掃し、吹きやすいDukoffという位置付けで発売されたのだ。
もう、買わない理由などどこにもなかった!
スタジオに一人で入り、ガンガンに好きなミュージシャンの曲を流して、好き勝手に吹き倒す!
そんな至福の時間をどれだけ過ごしただろうか...
ただとても残念なことなのだが、このマウスピースを使える場がなかった...
私はありがたい事に様々な演奏機会に恵まれてきたのだが、このGottsuメタルが活かせるジャンルの音楽に携わることはなかった。
そんな折、Gottsuから満を持してハードラバータイプのマウスピースが発売されたのだ。
つづく・・・
2018.03.18
第22回 春咲きコンサート
今日は奈良100年会館で毎年行われる「春咲きコンサート」に出演させていただきました。
この春先コンサートは、障がいをもつ人、こどもやお年寄り、すべての人が『あたりまえ』に暮らせる街づくりをテーマに、ボランティアスタッフの方を中心に運営されるイベントです。今回で第22回を迎えたこのコンサート。私は、関係者の方のお声かけで去年初めて参加させていただきました。
障がいをもった方もスタッフとして、演者として大活躍されていて、毎年この日のために練習をしてきた演奏を披露されます。一人では歩行が困難な方も、車イスやベッドでステージに上がる方も、いろんな参加者がいますが、私も含め、一人一人の個性が輝くイベントです
まず、100年会館に到着。今年も人がわいわい集まって楽しそうな雰囲気です
美味しそうな露店もたくさんあって、あれも食べたい!これも食べたい!って胃袋が大喜び。
とはいえ、そんな沢山いただける年齢でも体型でもないので、石窯をトラックにつんだピザ屋さんのピザをいただきました。
焼きたての難波葱のピザ、美味しかったな
私たちが出演するのは中ホール。
中ホールとはいえ、400席を超える広さで、なんと壁面がガラス張り(国内唯一なんだって)。
クラシックコンサートに適した音の反響を考慮してつくられたホールで、とってもゴージャスな空間です。
今日は、
1. 糸 / 中島 みゆき
2. 手紙 ~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ
3. 小さな恋のうた / モンゴル800
の3曲をアコースティックバージョンで演奏してきました
MCはもちろん、歌っている曲の歌詞もすべて手話ボランティアの方が手話通訳してくださいました。
ありがとうございました。
で……、出演が終わった後、舞台袖からステージを見るとなんかすごいのがステージに!!
手前のなんか鹿っぽいのはまぁわかる。奈良やし、鹿のゆるキャラね。ただその横やん!あなた誰?!あなたクルマ売る?
急いで客席に走って行ったのは言うまでもありません。
前から拝見するとこんな感じ。
お兄さんによると、どうやら右は奈良の非公認ゆるキャラ「ならっしー」。ネーミングにパクり感がハンパないけど短足で可愛い。ポケットはドラえもん?
真ん中は奈良市へ「リニア新駅」を誘致すべく活動する「リニー君」。
奈良市非公認のわりに、奈良市役所リニア推進係もリニー君へのオファーを受けているらしい…(※リニー君のTwitter参照)
しかも本人は寝屋川在住(笑)!どないやねん
現在、奈良への移住を検討中らしいです。
この後で、楽屋前通路でリニー君とすれ違ったので記念撮影していただきました
なんと、うつ伏せます!これがリニー君の本来の姿なのです!
ちなみに、隣でギターと一緒にうつ伏せている男性は一緒に演奏したギター君です。
そして、また驚きの瞬間!!!
リニー君、撮影後このまま真っすぐ前進(爆笑)!!!
そうです、ひとつ前のステージの写真を再確認してください。うつ伏せたまま前進できる秘密がそこにあります!
ちゃんと付いてるやん!8つも車輪が!!!
握手をかわしてくれ、やっぱり最後は歩いて去っていったリニー君でした。
春先コンサートには毎年サブテーマがありますが、今年は『こころ、1%のやさしさ』でした。
パンフレットにこんな詩がありました。
音楽ってすごい。
人っていいな。
そんな気持ちでいっぱいにしてくれる春先コンサートが大好きです。
また、来年も遊びにいきたいな。
「さ、そろそろ帰ろうか。」
ふと見ると、そこには客席で楽しむリニー君の姿がありました。
- 1 / 5
- »