KG's ブログ

2018.02.08

マウスピースの旅 vol.3

マジック・・・

実は当時、マジックの吹奏楽用の譜面は販売されていなかった。
我が母校の吹奏楽部は、この曲を演奏する為に自分達で書き下ろしていたのだ。
この翌年、New Sounds(吹奏楽用の譜面を販売している会社)から譜面が発売された。
それがこれだ。
この偶然は次の年に書き下ろしたスペクトラムの「サンライズ」という曲も同じだった。
余談だが、New Soundsのマジックはマリーンというフィリピンの女性ジャズシンガーが、スクェアのマジックをカバーした際のアレンジバージョンを元に作られている。
スクェアバージョンにはないストリングスやブラスをふんだんに使ったアレンジで、とてもカッコいい。
スクェアのオリジナルでは中間にチョッパーベースソロとシンセサイザーソロが入っていて、我が母校ではチョッパーベースソロ部だけはスクェアを、その他はマリーンバージョンを取り入れていた。
そのスクェアのマジックはこれだ。(かなり懐かしい映像)
ちなみに、マリーンを迎えてのマジックはこれ。(これはわりと最近)
話が長くなったが、私は無性にサックスが吹きたくなった。
スクェアというバンドが奏でる音楽、そして初めて耳にするサックスの音色・・・
私は完全に魅了され、居ても立っても居られなくなり、
「先輩、すみませんが・・・」
私は晴れて、サックスパートの一員となったのだ。

つづく・・・

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